品質管理

素材へのこだわり

梅は自然の恵みであり、南部(みなべ)の自然によって育まれます。自然が育むものだけに素材の品質を安定させるのは難しいのですが、その一環としてウメタの紀州南高梅はすべて熟した梅が自然落下したものを使用しています。塩漬けした梅は乾燥することで「白干梅」となり、1つ1つがウメタの梅干しとなっていきます。
こうして入荷した「白干梅」は自社工場にて丁寧に取り扱われ、洗浄、漬け込み、パック詰め、ラベル貼りという作業を経て店頭やお客さまのもとへ届けられます。

安全へのこだわり

古くから親しまれてきた保存食である梅干しですが、ウメタは今の時代にふさわしい品質管理、安全管理によって安心して食べていただける梅干しをお作りしています。
工場内での作業手順はすべて文書によって均一化、標準化が徹底されています。さらにこれらの手順や作業内容は定期的に検証と見直しをおこない、安全という大前提を維持しています。
また、工場では「きれい、快適、健康的」という言葉を新3Kと表現し、衛生面だけでなく快適かつ健康的に作業ができる現場づくりを推進しています。
食品工場であることから衛生管理への取り組みは必須で、GMP(Good Manufacturing Practice)活動として行ってきた取り組みに第三者機関による認証を得る形でISO22000認証を取得しました。これは食の安全に関する国際標準であり、食品メーカーやフードチェーンなどで認証の取得が進んでいます。この認証を取得する前からウメタがおこなってきたGMP活動は同レベルのものであり、元からおこなってきた安全管理がそのまま認証という形になりました。

おいしさへのこだわり

食べ物が安全であることは大前提であり何よりも優先されることなので、ウメタではISO22000といった品質、安全に関する認証を取得してきました。しかし、これらの認証は品質や安全を担保するものであり、おいしさという概念は含まれていません。
食べ物である以上、安全であることに加えておいしいということはとても重要です。お客様へ届ける商品だからこそ、ウメタの社内ではこれを実現するための企画を専門の企画チームが担当し、実現性があるもの、味のバリエーションを豊かにできるものを形にしていくという開発努力をつづけています。
そんな現場からヒット商品が誕生するというのは、やはり現場としてモチベーションにつながります。これからもウメタの製造、開発現場ではお客様に安心とおいしさを届ける商品づくりを追求してまいりますので、どうぞご期待ください。